過払い請求について、個人で過払い請求をする場合は費用が極力抑えられる点がメリットです。しかしなるべくならこの方法は避けたほうがよいでしょう。一般的にこの請求は、専門家である弁護士等に依頼するのがよいでしょう。安くあげようとして、自分で行うこともひとつの方法ではあります。しかし、自分で行うとうまくいかないことが多いといわれています。
「過払い請求」を行う際には、弁護士へ依頼するほか、自分で「過払い請求」を起こすことも可能です。但し、自分で訴訟を行う場合は、法律や過払いについて事前に学習しておく必要があります。また、貸金業者も弁護士ではなく個人からの訴訟となった場合に、ある程度の金額での和解を申し出てくるようです。過払い分全額の返還を求める場合は、相当な努力が必要となってくるようです。
暴走族の元幹部とされる伊藤リオン被告。今回の傷害事件では、暴走族でも暴力団でもない“グレーゾーン”で暗躍する「元暴走族」の存在がクローズアップされた。どういった組織で、なぜ影響力があるのか。未解明な部分も多く、警察当局は対策に本腰を入れる構えだ。
■都市型
関係者によると、伊藤被告は、東京都杉並区で暴走族の連合体「関東連合」の関係組織に所属。警視庁幹部によると、関東連合には昭和48年ごろ、約500人の少年が所属していた。
関東連合は平成9年、品川区で対立グループと乱闘し、少年を刺殺するなど、相次いで凶悪事件を起こした。その後、メンバー減少などで解散したとされるが正確な時期は不明だ。一方で、伊藤被告らが所属した時期の関東連合は、かつての暴走族とは異質だったと指摘する声もある。
不良少年の生態に詳しいフリーライター、岩橋健一郎氏は「チーマーやストリートギャングの影響も受けて服装はカジュアルなストリート系。単車にこだわらない『都市型暴走族』で、けんかに特化した『愚連(ぐれん)隊』のイメージが近い」と解説する。
“変異”の背景には、道路交通法改正による集団暴走の取り締まりの厳格化があるという。岩橋氏は「目立つ特攻服で暴走すれば一網打尽。結果的に世間でいう『非行』が潜在化した」とした上で、「武器で相手をたたきのめすことも躊躇(ちゅうちょ)しない。不良の気質が変化し、警察の存在や逮捕も恐れなくなった」と語る。
■影響力
捜査関係者は、こうした世代の暴走族OBらが、暴力団でも暴走族でもない立場を逆手に取り、警察当局の監視が届かないグレーゾーンで「新たな組織体」を形成していると指摘する。
警察当局は暴力団対策法に基づき、組員らの情報収集を進め、暴走族にも監視の目を張る。だが、いずれにも属さない暴走族OBは、事件の種類によって扱う警察の部署が異なり、組織だった実態解明は立ち遅れている。
元暴走族の関係者によると、関東連合OBには著名人と親交を深め、飲食店や芸能事務所を手がける「成功者」もいる。東京・六本木で今年1月、酒の席のトラブルから大相撲の元横綱、朝青龍関(30)に暴行された飲食店の実質責任者の男性も、OBの1人だったといわれる。
「中には犯罪にかかわる人物もいる。暴走族を引きずって、大人になったタイプ。一般人には暴力をちらつかせ、力の及ばない相手には警察を盾にする。硬軟を使い分けて夜の街を生きている」(前出の関係者)
引退後も、固い結束を誇るというOBたち。伊藤被告の暴行も、先輩格の元暴走族リーダー(29)に対する海老蔵さんの態度に腹を立てたのがきっかけだったとされる。
捜査関係者は「OBには繁華街で影響力を持つ人物もいる。海老蔵さんの事件は、著名人周辺にOBが接近を図っている実態を明らかにした」と話す。
【関連記事】
海老蔵さん“灰皿にテキーラ”の記憶なし
伊藤リオン容疑者起訴 傷害罪
元リーダー、事情聴取に「海老蔵さんから乱暴な介抱受けた」
「彼は被害者です!」海老蔵さんの弁護士ヒートアップ
報道陣から失笑も…團十郎、親バカ会見「海老蔵ならば…」
志高い若者への投資が社会にレバレッジ効果をもたらす
大けがをした歌舞伎俳優、市川海老蔵さん(33)が28日、東京都内で会見し、傷害罪に問われた伊藤リオン被告(27)と、酒席でトラブルとなった元暴走族リーダーの双方との間に成立させた示談の内容を明らかにした。海老蔵さんは、7日に開いた事件後最初の会見同様、神妙な面持ちで慎重な受け答えに終始し、「反省」の言葉を繰り返した。【小玉祥子、小泉大士】
【たっぷりの写真で】海老蔵さん示談会見
海老蔵さんは、深澤直之弁護士と共に会見。深澤弁護士によると示談は24日に成立した。内容は▽海老蔵さんは元リーダーに対する酒席での振る舞いがトラブルの一因と認め、陳謝する▽元リーダーは傷害を負ったが原因究明はせず、被害届は提出しない▽今回の事件は伊藤被告の偶発的な犯行であり、本人が反省、謝罪していることを認め、その早期の社会復帰と更生を希望し、公判請求を望まない旨を東京地検に上申する−−など。深澤弁護士は、双方ともに金銭のやり取りは一切ないとしたうえで、「(示談で)何かを隠そうというつもりはない」と強調した。
深澤弁護士によると22日に相手側弁護士から示談書の提示があり、担当検事と海老蔵さんが面談。その際、検事から、海老蔵さんの頭が元リーダーに当たった可能性が高いと指摘されたことを明らかにした。このため深澤弁護士らが、「一方的な被害者」であるとする海老蔵さんの主張を法廷で通すのは困難と判断し、示談をすすめたという。
海老蔵さんは、黒いスーツに黒ネクタイ姿。けがをした顔面などに異常は認められなかったが、左目には充血が残っていた。会見場に集まった約300人の報道陣には、医師の診断によりフラッシュ撮影をしないようにとの要請があった。
海老蔵さんは事件の状況について聞かれると、「暴力をふるった記憶はない」と話し、現在も顔にしびれや感覚のまひが残ると明かした。しかし、「このような事態になったのも社会的責任感のなさや酒癖の悪さに要因があった。深く反省している」と非を認め、伊藤被告にも家族があることなどから、示談を受け入れたと説明した。
◇復帰「言える立場ではない」
また海老蔵さんは、事件後、舞台活動を無期限休止中。復帰について「言える立場ではありません」と語った。
【関連記事】
【詳しく読む】海老蔵示談会見:詳報その1 海老蔵は元リーダーに陳謝する
【海老蔵さん暴行】リオン容疑者を傷害罪で起訴
【前回の記者会見では】市川海老蔵:記者会見で謝罪 無期限活動休止に
<泥酔の果てに…>「愚行」「新事実」報道も過熱