消費電力の少ないLEDが、最近また注目されています。各地、冬のイルミネーションなどに使用される電球も次々にLEDに取り替えられているとこのあいだニュースでやっていました。私の近くでは神戸ルミナリエが、もうすぐ巨大なイルミネーションで街を飾ることになりますが、こちらはなかなか交換が進んでいない様子です。これに携わっている友人が、今までもルミナリエのたびに電球を盗んでいく人間がいた。これが高価なLEDに変われば被害額も上がるだろう。と言っておりました。なかなか世知辛い世の中のようです。 もっとLEDのように、その盗みを働いた人たちの心も明るくきれいに光らないものでしょうか。と思う今日この頃です。
現在車の前照灯は電球を使われていることが多い。しかし最近は前照灯にHIDをつけてるものも多くなった。HIDは今までの電球と違って少しの設備の増設が必要であるが、その明るさは今までの電球よりも格段に明るいのである。HIDをつければ、今までと同等の明るさが省電力で手に入ると考えてもいい。これからはHIDの取り付けが有効である。
中国の「今」を知りたい。日本と比べて景気はいいみたいだし、経済成長をしていると聞くのだけど、日本にいても、それが、実感としてはよくわからない。そこで、タレントの麻友美さんが、中国の「今」について、良く知っている方々を訪ねて、いろいろと教えていただきます。もっともわかりやすい最新中国経済事情です。
三井住友アセットマネジメントは、中国の株式に投資する投資信託を運用している会社で、中国の経済事情についても詳しく調べているそうです。営業推進部情報戦略チームのアソシエイト杉元孝史さんに、中国のことを教えていただきました。
私と同世代の1990年代生まれは、中国では「90後」といって、特別な呼び方をされている特徴的な世代だということです。中国の同世代が、どのような暮らしをしているのかを聞きました。そして、杉元さんは、中国人の女性とご結婚されているということだったので、中国の恋愛事情についてもちょっと聞いてみました。
――私は1992年生まれですが、中国では特別な呼び方をされていると聞きました。
1990年より後に生まれた世代を「90後」(ヂウリンホウ)といいます。その前に、1980年より後に生まれた世代を「80後」(バーリンホウ)といっていました。「90後」は「80後」に続く世代という意味合いです。
――何か、他の世代と違うのですか?
「80後」「90後」というのは、豊かな中国に育った世代です。そして、1979年に中国で一人っ子政策が実施されて後に生まれた世代なので、とても大事に育てられた世代です。両親のみならず、親のそれぞれの祖父母も合わせて6つのポケットで育てられました。「小皇帝(シァオ・ホワンディー)」「小公主(シァオ・ゴンヂュー:公主は皇帝の娘)」と呼ばれたりしています。非常に愛を受けて育てられ、お金もある世代です。
中国の経済成長は、2001年12月にWTO(世界貿易機構)に加盟した頃から加速度をつけて成長するので、「80後」世代は、その頃に成人して成長を謳歌した世代。「90後」は、もの心がついた頃から現在の豊かさで育った世代ということができます。
たとえば、GDP(国内総生産)を1人あたりで割った数値は、1980年は463元でしたが、1990は1644元になり、2000年に7858元、2009年には25575元になっています。この20年足らずの間に、15倍以上に成長したことになります。「90後」は、中国の経済成長と一緒に伸びてきた世代です。そのせいか、「90後」世代の特徴と言われているのは、自己主張が強く、楽観的といわれます。
また、1990年以降に起こったことは、農村から都市部への人口の大移動です。農村人口は1995年くらいまでに8億5000万人に膨れ上がったものの、そこで頭打ちになります。逆に1995年に3億5000万人程度だった都市部の人口は、2009年には6億2000万人を突破しています。90年代の後半から中国で所得が向上するとともに都市型の暮らしが急速に拡大していきました。
――「90後」は、都会で暮らす裕福な一人っ子なのですね。
現在の豊かさは、親の世代の頑張りのおかげなのです。そして、子供には贅沢といえるくらいに、惜しみなくいろんなものを与えるのは、この親の世代が持っている一種のコンプレックスがあるとされています。
中国は、1978年に経済の改革・開放政策を始め、経済発展にまい進するようになったのですが、1960年代後半から1970年代前半は、文化大革命の時代でした。インテリは不要とされ、高等教育がないがしろにされた時代です。だから、親の世代は、満足に教育を受けられなかったというコンプレックスを持っていて、子供たちには良いものを与えてあげたいという思いが強いといわれます。
だから、「90後」の世代を対象に商売をしている企業では、最初から彼ら自身の財布を当てにしていなくて、親とか祖父母からも援助が得られるということを前提としているような価格設定を行っているものが少なくありません。
たとえば、ここに持ってきた女性誌の価格は10元です。6月末現在で1元=12.4円くらいですので、日本円にすると120−130円で買える。これは、コンパクトバージョンの雑誌だからです。これがA4サイズの豪華版になると、25元になります。お金を持っている人から取るビジネスと、一般の人から取るビジネスというのが、極端に違った価格設定になっているのも、中国の特徴のひとつです。
――20代の給料はいくらくらいなのですか?
平均的な月給は2000−3000元。都市部では5000−6000元くらいをもらっている人もいます。さらに、外資系の会計事務所に勤めているようなエリート社員で月に2万元くらい。上場企業のような大手企業に勤めている人は、1万元くらいが目安です。ただし、都市部に住んでいても工場労働者は、月給が1500元くらいの人もいます。日本にいると、会社員の給料が1500元と2万元というような極端な格差はないのですが、中国は現実に、そのような格差があります。
また、企業内でも、一般従業員とCEO(最高経営責任者)の間の給与格差は50倍−60倍くらいあります。
――この雑誌に載っているような服はいくらくらいなのですか?
大きなデパートに行って買うと数千元はします。月給が3000元の人が、親からの援助を受けて数千元の服を買っていくようなことがあります。iPhoneは、1台で数千元が必要になるのですが、これも若者に良く売れています。結局、親の金は自分の金という意識が強いのです。一人っ子政策なので相続問題もありませんから。
それから、中国では自分の国で作れるものと、輸入したものの間で大きな差があります。輸入品は、欧米や日本で売られているものと同じ値段か、それ以上で売られています。
だから、地元の食堂でご飯を食べるより、ファーストフードで食べるほうが高くついてしまうことがあります。20元くらいでマクドナルドのハッピーセットのようなものが買えるのですが、食堂の麻婆豆腐定食は7−8元で食べられたりします。(つづく)(編集担当:徳永浩)
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